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2011年9月30日 (金)

Lost Tribe / Soulfish(1994年)

R0010888
Musician●Lost Tribe
Title●Soulfish(1994年)
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個人的に大好きなジャズ系ギタリストAdam Rogers(アダム・ロジャーズ)が若かかりし頃に在籍していた「Lost Tribe」の2ndです。1994年リリース。私は寡聞にしてあまり知識がないのですが、1980年代後半、NYCを中心に席巻した先鋭的なジャズムーブメント「M-BASE路線」の一派です。ファンク的な要素の大胆な導入と変拍子の多用が特徴的な音楽だと言われています。

彼らの1st「Lost Tribe」でもずいぶんと尖った音を聴かせてくれましたが、2ndになって一層イカツク硬派なサウンドへと進化しています。ファンク色がやや後退した代わりに若干プログレ的な要素が加味されることで、「M-BASE」というよりも独自路線を歩み始めた印象を受けます。ファンクの熱い要素とジャズのクールな一面を上手い具合にブレンドさせて、独自の世界を作り出しています。

Adam Rogersのギターはまだまだロック色が強く、かなり尖っています。明らかにScott HendersonやJohn Scofieldあたりの影響が感じられ、ウネるフレーズ、深すぎるヴィブラードと今の彼とは真逆とも言えるプレイスタイルです。このアルバムからもう一人のギター奏者Gilmoreが後退することで余計に目立っているわけですが、このころから盟友とも言えるBinneyとの相性は抜群。フリーキーなブロウと曲がりくねったギターソロ、滅茶苦茶格好いい変拍子の嵐と聴きどころ満載の傑作です。

●Musicians
David Gilmore / guitar
Adam Rogers / guitar
David Binney / alto sax
Fima Ephron / bass
Ben Perowsky / drums

●Numbers
1.  Walkabout
2.  Whodunit
3.  It's Not What It Is
4.  Daze Of Ol'
5.  Room Of Life
6.  Steel Orchards
7.  La Fantaine
8.  Second Story
9.  Planet Rock
10. Fazzy Logic
11. H

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