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2011年8月13日 (土)

Sean Waylandの痛快作「Pistachio 2」

R0010775
Musician●Sean Wayland(piano,keyboards)
Title●Pistachio 2(2008年)
■Amazon USAより購入


豪州出身で現在はアメリカで活躍する鍵盤楽器奏者Sean Wayland(ショーン・ウェイランド)が前作「Pistachio」についで間髪入れずリリースした痛快作です。おそらく前作が思いのほかセールスが好調だったのかもしれません。参加メンバーは前作に引き続きKeith Carlock(drums)、Tim Lefebvre(bass)、Adam Rogers(guitar)、James Muller(guitar)、Matt Clohesy(bass)に加えて、ギターにTim Millerが参加しています。個人的にはAdam Rogers、James Muller、そしてTim Millerというコンテンポラリー系ギタリストの代表格が一堂に会するなんて夢のような音源です。

前作はSean Waylandがボーカルをとったり70年代ジャズロック風アレンジ満載の楽曲があったりと結構驚きましたが、今回もその路線が継承されています。というか、おそらく「Pistachio」に収録されなかった曲を寄せ集めて慌てて世に送り出した感がプンプンとします。でも、メンバーは最強ですからそれでも良しとします。クレジットをよく見ると2004年にシドニーで行ったセッション音源も付け足されています。

#1  Ape
Keith CarlockとTim Lefebvreによる強力リズム隊に乗ってWaylandのエレピが縦横無尽に暴れ回る痛快な曲。Waylandはここでもボーカルをとっていますが、前作よりは控えめです。途中から豪州時代からの盟友James Mullerが独特なフレージングで絡んできますが、これがまた絶品のギターソロです。そういえばAllan HoldsworthがChad Wackermanのリーダー作2枚にゲスト参加していましたが、Wackermanの3rdアルバムのギタリストを務めたのはこのJames Mullerでした。

#2  Shuffle Boy
Waylandの牧歌的なエレピが印象に残る小品。Mullerはバッキングに徹しています。

#4  Mathematics

アルバム唯一のAdam Rogers参加曲。ピアノとアコギのデュオですが、大変美しい旋律でイヤになるくらい涙腺が刺激されます。ファンク色満載の作品の中でのオアシス的存在。

#5  Backbeat
個人的にはアルバムベストチューンです。ギターはTim Millerが担当。牧歌的なイントロ→70年代ジャズファンク→Tim Millerの浮遊感満載ソロ→なぜかレゲエ風→牧歌風メインテーマと目まぐるしく曲調が変化しますが、何ら違和感を感じさせません。アレンジ力の勝利でしょうね。しかしTim Millerのソロは相変わらずつかみどころがなく正体不明のソロを連発しています。

#12  This Is Proof
凄まじいリズム隊に合わせてWaylandのエレピが暴れまくります。ちょうど70年代Hancockが得意としていたファンク/フュージョンサウンドに酷似しています。Mullerは宇宙的なヴォイシングで雰囲気を盛り上げています。ちょっとHoldsworthyが入っていますね。

#13  Some Pulp
Mullerのリリカルなソロが大変美しい小曲。これは2004年の録音。ドラムのNick McBrideの作品にもMullerは参加していました。独特な尖ったソロが印象的ですが曲途中でフェードアウトしてしまう雑な作りはいかにもアウトテイクっぽいです。アルバムラストがこれですからね~。思わず苦笑してしまいます。

動画は#1 ApeですがギターはMullerではなくTim Millerが担当しています

●Musicians
Sean Wayland / piano,keyboards
Keith Carlock / drums
Tim Lefebvre / bass
Adam Rogers / guitar
James Muller / guitar
Matt Clohesy / bass
Nick McBride / drums
Andrew Gander / drums
Mark Ferber / drums

●Numbers
1.  Ape
2.  Shuffle Boy
3.  Out They Go
4.  Mathematics
5.  Backbeat
6.  You Can Get It Writing Music
7.  You Can Feel It Comimg On About Four
8.  In Colour
9.  Stanley Street
10. Superarc
11. Learn
12. This Is Proof
13. Some Pulp

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