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2011年7月29日 (金)

北欧と東南アジアの土着的融合Krakatau「Matinale」

R0010794
Musician●Krakatau
Title●Matinale(1993年)
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ドイツの「ECM」というと透明感とリリシズムあふれる癒し系音楽を想像される人が圧倒的だと思います。しかしECMの創設者、マンフレード・アイヒャー氏がレーベル設立時当初にめざしたところは、音楽ジャンルにとらわれない自由性に満ちた音楽活動とその作品の流通でした。

フィンランド出身のフリー系&爆裂系ギタリストRaoul Bjorkenheim(ラオル・ビョーケンヘイム)はさまざまな意欲作をリリースしていますが、この「Krakatau」(クラカタウ)も活動の一部です。Krakatauとははインドネシアの火山島の総称ですが、このアルバムで展開される奇妙奇天烈を極める音楽がもつ爆発力も、まさに火山級。おそらく北欧に伝わる土着的音楽をベースに、東南アジア的な要素を加えたうえで、形容しがたいリズムとメロディーが混沌と続きます。

ならばたとえばインドネシアの「ケチャ」に近いかというと、ケチャほど予定調和的に精錬されておらず、聴く者の勝手な解釈をことごとく裏切ってきます。まさにフリーといえばフリーなのですが、一般的なECMのイメージとは真逆のイメージだと言えます。したがって、ECM的なものを期待する人は避けていただいたほうがいいでしょう。作風としてはKrakatauの1st「Volition」をさらにアグレッシヴにした感じで、特にサックス奏者が加わることで音の厚みと破壊力が増しています。

●Musicians
Raoul Bjorkenheim / guitars,bass recorder,gong
Jone Takamaki / tenor,alto,soprano and bass saxophones,krakaphone,reed flute,wooden flute,bell
Uffe Krokfors / double-bass,percussion
Ippe Kartka / drums,gongs,percussion

●Numbers
1.  Matinale
2.  Unseen Sea Scene
3.  Jai-Ping
4.  Rural
5.  For Bernard Moore
6.  Sarajevo
7.  Suhka
8.  Raging Thirst

R0010795


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