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2011年2月 5日 (土)

良質なボーダレスJAZZ「Dream Flight」(Nguyen Leが参加)

R0010407
Musician●Nguyen Le(guitar)
Title●Dream Flight(2008年)
■ディスクユニオンで購入

両親がベトナム出身でフランスで生まれ育ったジャズフュージョンギタリストNguyen Le、売れっ子フランス人ベーシストMichel Benita、そしてECMやウエザー・レポートなどでの活躍で有名なジャズドラムの重鎮、Peter Erskineがトリオを組んだ作品。良質なジャズを送り出すACTから2008年にリリースされています。また、3人のほかにStephane Guillaumeというサックスプレイヤーが参加しています。

このトリオでは3人の頭文字をとった「ELB」という作品が2001年にリリースされていますので、約7年ぶりの再会という形です。いわゆる一つのコンテンポラリー系ジャズという按配ですが、決して凡庸な仕上がりに終わらないのはジャズ、ロック、民族音楽など実に多様な音楽的な要素が盛り込まれている点に尽きます。まさに音の万華鏡という感じです。

この種の異種格闘技的な作品は、下手をするとメンバーそれぞれの個性が衝突し、拡散し、そのあげくに散漫な感じになってしまうことが多いのですが、そこはベテラン同士。いわゆる「手練&熟練のテクニック」が存分に発揮されることで見事な求心力が感じられます。素晴らしい安定感です。

個人的にはギターのNguyen Leのペンによるラストの「A Demain」がいちばんのお気に入りです。いまにも天に昇っていきそうな美しいフレーズによって、まさに桃源郷の世界を作り上げています。ちなみに4曲目「Song for Jaco」はErskineがWR時代の今は亡き盟友、ジャコ・パストリアスにささげた美しいバラードです。大人のジャズとして聴くのもよし、ワールドミュージックとして聴くのもよし、ギターアルバムとして聴くのもよし。決して目立つ作品ではありませんが、「聴かせるジャズ」としても素晴らしい作品です。

「Song for Jaco」

●Musicians
Ngyuen Le / guitar,guitar-synthesizers
Peter Erskine / drums
Michel Benita / bass
Stephane Guillaume / sax

●Numbers
1.  Dream Flight
2.  Rotha & Priska
3.  Jive Five
4.  Song For Jaco
5.  Twelve
6.  Plan 9
7.  Kokopanitsa
8.  Romanichel
9.  Montreal
10. Hanging Out On The Roofs
11. A Demain
R0010408

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