2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のトラックバック

« ベトナム系フランス人ギタリストNguyen Leの華麗なる超絶プレイ「Bakida」 | トップページ | 新進気鋭のテクニカル系ギタリストAndy Jamesの1st »

2010年12月21日 (火)

変態トリオが全開!Hellborgの「Art Metal」

R0010289






Musician●Jonas Hellborg(bass)
Title●Art Metal(2007年)
■Amazonより購入

スウェーデン出身の超絶ベース奏者、Jonas Hellborg(ヨナス・エルボーグ)は2006年あたりから「フリーク・キッチン」で知られる同郷のテクニカル系ギタリスト、Mattias IA Eklund(マティアス・エクルンド)、そしてAllan Holdsworthなどとの共演で知られるAndres Johansson(drums)と組んで期間限定ユニット「Art Metal Trio」を結成しツアーを展開していました。彼らの記念すべきデビューアルバムがこの作品です。参加メンバーは上記3人に加え、鍵盤楽器にJens Johhanson、そしてShawn LaneとJonas HellborgによるDVD作品「Paris」で共演していたインド人打楽器奏者Selvaganeshという強力な布陣です。

基本的にはエルボーグ名義でリリースされた「Kali's Son」の延長線上にありますが、なんと言ってもエクルンドの加入の影響は大きく、テクニカルかつ変態フレーズ満載のエクルンドのギターソロと、エルボーグの超絶ベースとの緊張感あふれる壮絶なインタープレイは破壊力抜群です。特にオープニング曲「Muthucutpor」でのハイテンションで壮絶なバトルは鳥肌が立つほどです。ただアルバム全体としては途中でやや中だるみになる曲もあるのが、珠にキズかも(全曲がオープニング曲みたいな出来だったら、悶絶死は確実です)。エクルンドのトリッキーなソロは瞬間的には面白いのですが、アルバム全体の中ではだんだん慣れてきてしまうせいでしょうか? それだけ「変態道」は奥が深いのです。

●Musicians
Jonas Hellborg / bass
Mattias IA Eklund / guitar
Andres Johansson / drums
Jens Johhanson / keyboards
Selvaganesh / percussions

●Numbers
1.  Muthucutpor
2.  Manirambha
3.  Nataraja
4.  Solitude
5.  The Three Princes Of Serendip
6.  Round Metal Hat
7.  Vyakhyan-kar
8.  Art Metal
R0010290

« ベトナム系フランス人ギタリストNguyen Leの華麗なる超絶プレイ「Bakida」 | トップページ | 新進気鋭のテクニカル系ギタリストAndy Jamesの1st »

ジャズ・フュージョン」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 変態トリオが全開!Hellborgの「Art Metal」:

« ベトナム系フランス人ギタリストNguyen Leの華麗なる超絶プレイ「Bakida」 | トップページ | 新進気鋭のテクニカル系ギタリストAndy Jamesの1st »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

いろいろ検索

  • Tower Records検索
  • HMV検索
    HMV検索
    検索する
  • iTunes検索
無料ブログはココログ