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2010年11月24日 (水)

元「GONG」の残党「Gongzilla」による壮絶ライブ音源

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Musician●Gongzilla
Title●Gongzilla Live(1998年)
■ディスクユニオンで購入

1970年代からフランスを中心に活躍するポリリズム至上主義の珍しいプログレバンド「GONG」の残党が結成した「Gongzilla」の3rdです。グループとしては初めてのライブ音源になります。1998年6月27日にカナダ・ケベックで開催されたロックフェスティバルでのライブ音源。ライナーによるとダイレクト2チャンネル録音ということですが、不勉強な私にとってそれが何を意味するかがよくわかりません。ごめんなさい。たぶん、ライブ音源のみの一発撮り、やり直しがきかない、という意味なのでしょう。つまり、ライブに対して相当な自信がないとできないワザです。

グループ初音源「Gongzilla」ではGONG時代からのよしみでギターにAllan Holdsworthが参加していましたが、当然のように1作のみ。今回は当時、頭角を現しつつあった奇天烈系ギタリスト、David Fiuczynski(デヴィッド・フュージンスキー)が参加しています。写真を見ると当時よく使っていたギブソンの12弦を使用していますね。

選曲は大部分が1stからですが、#7「SOLI」はGONG時代の名盤「ExpressoⅡ」(1978年)から。当時のギターはHoldsworthでしたが、Fiuczynskiがこれまた斬新なアイデアで昔の名曲に新しい命を吹き込んでいます。オリジナルの「SOLI」と聴き比べるのも一興ですね。

音質は各楽器がかなり粒立っているので、聴き続けるとだんだん耳が痛くなってきます(笑)。それでも一切の加工がない生ライブの迫力は、実際の会場にいるのではと錯覚を起こすほど。それほど生々しいものがあります。しかし、Fiuczynskiのギターは相変わらずの変態ぶりなのですが、これでも客演ということでかなり抑えているほうです。意外にも(?)オリジナルを大切にし、控えめにしつつも変態ワザを繰り出す様子に注目です。しかし、よくもまあこんなヘンテコリンなフレーズを考えつきますね。

●Musicians
Bon Lozaga / guitar
Hansford Rowe / bass
Benoit Merlen / vibes,kyle
Vic Stevens / drums,percussions
David Fiuczynski / guitar

●Numbers
1.  Mr. Sinister,Ministar
2.  Bad Habits
3.  Gongzilla's Dilemma
4.  Hip-Hopnosis
5.  Image
6.  Gongzilla
7.  Soli
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