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2010年10月 8日 (金)

北欧の鍵盤楽器奏者、Lalle Larssonの最新ソロ

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Musician●Lalle Larsson(piano,keyboards)
Title●Weaveworld(2010年)
■メーカーサイトより購入

スウェーデン出身のフュージョン系キーボード奏者、Lalle Larsson(ラレ・ラーション)による最新作です。例によって日本での知名度は低いようですが、オランダ出身のハイテクギタリスト、Richard Hallebeek(リチャード・ハレビーク)によるソロプロジェクトに参加したりとフュージョン系では割とよく目にする人です。今回も友人Richard Hallebeekの協力を得ています。

曲はというとかなり壮大かつ荘厳なイメージの曲が目立ちますが、このLalle Larssonという人はクラシックの素養があるとみました。クレジットはLalle Larsson本人名義ですが、バッハ、ショパンからの強い影響力を随所に感じさせます。さらには、John Coltrane、Yngwie Malmsteen、Shawn Lane、Eric Dolphyなどからインスパイアを受けて制作に臨んだとか。たとえばオープニング「Marionette」は完全にバッハを思わせるテーマを主体にしながら途中にジャズ的なアレンジを施しつつ、再度主旋律に戻るというダイナミックな構成。Lalle Larssonはエレピと生ピアノを巧みに使い分け、高らかに歌いあげるRichard Hallebeekとの凄まじいバトルを繰り広げています。2人を支えるリズム隊も強力の一語!

●Musicians
Lalle Larsson / piano,keyboars
Richard Hallebeek / guitar
Stefan Rosvist / guitar
Jonas Reingold / bass
Michael Walle Wahlgen / drums,percussions

●Numbers
1.  Marionette
2.  Dance Of The Dead
3.  Newborn Awakening
4.  Adagio
5.  Weaveworld
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