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2010年10月 1日 (金)

奇天烈ギタリストFUZEによるアヴァンギャルドファンクユニット「Screaming Headless Torsos」第1弾

Dscf6096






Musician●Screaming Headless Torsos
Title●Screaming Headless Torsos(1995年)
■ディスクユニオンで購入

最近では「上原ひろみ」との共演でも知られる変態ギタリストの旗手、David FUZE Fiuczynski(デヴィッド・フュージンスキー)が1995年に結成した「Screaming Hedless Torsos」プロジェクトの記念すべきファースト。それまでフュージンスキーは一部の好事家の間でまさに知る人ぞ知るという存在でしたが、このアルバムによって一定の芸風を築き上げたのではないでしょうか。メンバーはJojo Mayer(ドラム)、Daniel Sadownick(パーカッション)、Fima Ephron(ベース)に加えて驚異のヨーデルボーカルの使い手でこのアルバムを決定的に特徴づけているDean Bowman。

「一介の変態系ギタリストの一人」に過ぎなかったフュージンスキーが、ファンク色一杯の強力なリズム隊とヨーデルボーカルを手に入れることによって、無敵とも思える独自の世界観を構築しています。どの曲をとっても素晴らしい奇天烈ぶりですが、個人的には8曲目の「Smile On A Wave」でトドメを刺されました。言うまでもなくあの帝王マイルスの名曲「Jack Johnson」を独自の解釈によって変態ファンクに仕立てただけでなく、Deanのヨーデルとフュージンスキーのによる目にも止まらない高速ユニゾンは、いま聴いても鳥肌が立ってきます。フュージンスキーは奇天烈極まりないギターソロで知られますが、この曲で聴くことができる驚異のカッティングにも注目です。

そんなわけで(?)とても万人にお勧めできる代物ではありませんし、音楽に美しさや安らぎのようなものを求める人に対してはまるで真逆の作品であることは自信をもって断言できます。もっともフュージンスキーを密かに追いかけてきたファンにとっては、会心の一撃であり、またNYの先鋭的なジャズシーンにおいては一筋の道をつけたという意味で重要な作品です。ところでボーカルのDean Bowmanのクレジットにある「vox populi」ってどういう意味なのでしょうね。

●Musicians
David FUZE Fiuczynski / guitar
Jojo Mayer / drums
Daniel Sadownick / percussion
Fima Ephron / bass
Dean Bowman / vox populi

●Numbers
1.  Vinnie
2.  Free Man
3.  Cult Of The Eternal Sun
4.  Word To Herb
5.  Blue In Green
6.  Chernobyl Firebirds
7.  Graffiti Cemetary
8.  Smile In A Wave (Theme From Jack Johnson)
9.  Wedding In Sarajevo
10. Hope
11. Kermes Macabre
12. Another Sucka
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フリージャズギター」カテゴリの記事

コメント

この盤もたまさか持っていますが、数回聴いてお蔵入りになっていました。

奇天烈音楽士様の記事で、マイルスの「Jack Johnson」が入っていると知り(勉強になりました!)久しぶりに聞きなおしてみました。
実にかっこいいですね!

Fuzeを聴き始めたのはジャズ・ギター盤紹介本で「Lunar Crush」の記事を見たのがきっかけでした。

今は変態ジャズギタリスト?として不動の地位を築いているものの、ルーツをたどるとオーネット・コールマンにつながる系譜の上にある由緒正しい?奏者である事を知ったのは最近の事でした。

最近?の参加作品だと「New Morning」(By Jeroen Vrolijk,2008年)とかが気楽に楽しめて気に入っています。

「Chart Busters」(笑える邦題:仁義なきNYファンキー,95年)での、変態抜きのもろスタンダードの演奏も興味深いと思います。

「JAZZ PUNK」(2000年)と「Amandala」(同じく2000年)が、Fuzeのインスト作品としては一盤気に入っています。

ではではm(_ _)m

コメントありがとうございます。

「Lunar Crush」もたまげましたが、このアルバムは初めて聴いたときは衝撃でした。ギターはともかくいきなり「ヨーデルボイス」ですからね。

去年の「東京JAZZ」で来日した時にBSで久しぶりに姿を見ましたが、相変わらずの変態ぶりで安心しました。

「New Morning」は聴いていないのでチェックしてみますね。「JAZZ PUNK」「Amandala」、私も10年来の愛聴盤です♪

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