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2010年7月 7日 (水)

まるでホールズワースの作品!Chad Wackermanのソロ

Dscf1712






Musician●Chad Wackerman(drums)
Title●Forty Reasons(1991年)
■ディスクユニオンで購入

フランク・ザッパバンドやアラン・ホールズワースとの共演で知られる豪州出身の凄腕ドラマー、Chad Wackerman(チャド・ワッカーマン)による初ソロです1991年リリース。参加メンバーはギターに職場の上司でもあるAllan Holdsworth、盟友であるベース奏者Jimmy Johnson、鍵盤楽器にJim Coxという布陣です。

チャドのソロアルバムといっても、メンバーは馴染みの面子ばかり、そして唯我独尊の権化であるホールズワースが加わったことからチャドとホールズワースの双頭バンドというイメージが濃厚です。それだけ、上司としての存在感をここでも誇示しているわけです。

全体からするとキメのほとんどをホールズワースが支配しているためか、チャドの変則ドラムも注意深く聴かないといけません。結果として、一番派手な楽器であるギターが目立ってしまうのですが、これはチャド自身が強烈に自我を押し出すこともなく、またいかにもドラム奏者が作りましたという作風ではなく、あくまでも楽曲中心で臨んでいるからだと思います。実際、すべての作曲にチャドが関与していますが、このような結果になることは想定の範囲なのでしょう。

さて、唯我独尊の上司ホールズワースのギターは相変わらずですが、曲というよりホールズワースの速弾きを聴かせるためだけの「House On Fire」は、人類の限界を遙かに越えた凄まじいプレイが聴かれます。この曲というか、このプレイを聴けただけでも満足です。

この1991年という時期はホールズワースが1989年「Secret」から1992年「Wardenclyffe Tower」までアルバム制作をまったくしないでセッション活動にいそしんでいた時期です。このほかのセッション参加は「Level42」、Frank Gambaleとの共演作「Truth in Shredding」、やはりChad Wackermanの2nd「The View」(1993年)などがあります。

●Musicians
Chad Wackerman / drums
Allan Holdsworth / guitar
Jim Cox / keyboard,organ
Jimmy Johnson / bass

●Numbers
1. Holiday Insame
2. You Came Along
3. Forty Reasons
4. Fearless
5. Quiet Life
6. Waltzing On Jupiter
7. Tell Me
8. House On Fire
9. Hidden Place
10.Go
11.Schemes
Dscf1713

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