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2010年6月 2日 (水)

オランダ人脈のテクニカルフュージョン「One Spirit」の2nd

Dscf1753






Musicians●One Spirit(Frans Vollink,Sebastiaan Cornelissen)
Titel●Go For It!(2009年)
■Abstract Logixより購入

オランダ出身のミュージシャンが集まって作られたユニット「One Spirit」によ2ndアルバムです。ユニットの中心になっているのはFrans Vollinkというベース奏者とSebastiaan Cornelissenというドラム奏者。Sebastiaan Cornelissenはソロアルバムも出していますね。この2人にやはりオランダ出身でGTIの優等生かつHoldswortyの若手筆頭、Richard Hallebeekが加わっています。3人ともさまざまなアルバムで共演しているので、まさに息がピッタリと合ったプレイが聴かれます。

ゲストにSusan Weinert姉さんと大御所Randy Breckerが入っているのでかなり豪華絢爛な面子です。

ユニット企画としては2作目にあたるこの作品。前作の作風と同様、ハイパー&テクニカルフュージョンの最前線という音作りは個人的にはドンぴしゃ。特にギターのRichard Hallebeekのソロは冴えに冴えわたっています。この人、ギターシンセも操るのですが、弦楽器としての良さを残しつつ鍵盤楽器特有のスペイシーな空間を作り出すワザは天下一品だと思います。ともすれば、ギターシンセを使うプレイヤーは、ギター本来の表現力をないがしろにはしないものの、忘れがちです。Hallebeekはギターと鍵盤楽器との微妙なラインを巧みについています。その意味では、大師匠のAllan Holdsworthをギターシンセの上では凌駕しているといっても過言ではないでしょう。

ギター好き、フュージョン好きの方には自身をもってお勧めしたい快作です。

●Musicians
Frans Vollink / bass,keyboard,vocal
Sebastiaan Cornelissen / drums
Richard Hallebeek / guitar,G10 synth Controller
Susan Weinert / guitar,guitar-synth on Wrong Format
Rob Van Bavel / piano
Martin Verdonk / percussion
Steve Hunt / keyboard on Done
Lalle Larsson / keyboard
Randy Brecker / trumpet on Leo's Dance
Ada Rovatti / tenor sax
Martin Gort / percussion

●Numbers
1.  Trick's Tales
2.  Demo Of Demontration
3.  Purpurama
4.  Done
5.  If So
6.  Port
7.  Go For It MF
8.  Maybe-Interlude
9.  Leo's Dance
10. 25-8
11. Sergio's Pants
12. TBA
13. Paraquats
Dscf1754







Dscf1755

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