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2010年4月 5日 (月)

Soft Machine / Softs(1976年)

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Musician●Soft Machine
Title●Softs(1976年)
■ディスクユニオンで購入

カンタベリー系の雄、Soft Machine(ソフト・マシーン)による通算9枚目のアルバムです。ご存じのようにSoft Machneは7枚目までの作品では、単純に「ナンバリング」をアルバムタイトルにしてきましたが、テクニカル系ギタリストAllan Holdsworth(アラン・ホールズワース)を迎えて制作された「Bundles」(1975年)から急激に「ジャズフュージョン」へと路線を変えました。Allan HoldsworthはTony Williamsの「New Lifetime」に参加するために1作だけに参加しただけでバンドを抜けてしまいますが、代わりに加入したのが同じ英国出身のギタリスト、John Etheridge(ジョン・エサーリッジ)です。

エサーリッジはすでに元カーヴド・エアのバイオリン奏者、ダリル・ウェイ主宰の「Wolf」で素晴らしい超絶技巧を披露していましたが、三顧の礼をもって迎えられた形です。

さて、どうしても前作「Bundles」との比較になってしまうのですが、前任者ホールズワースが流麗なレガート奏法中心だったのに対し、エサーリッジはフルピッキングでゴリゴリと弾きまくる弾丸ギタリストタイプ。同じ超絶技巧の使い手でもまったくタイプが異なります。論より証拠ではありませんが、エサーリッジの映像を見ると巨大で芋虫のような指が狭いフレットを縦横無尽に動きまくり、凄まじい弾丸フレーズを叩き出していて、聴いてもびっくり、見てもびっくりという感じです。

アルバム自体は「Bundles」から急速にジャスフュージョン色がさらに濃厚になった感じです。その意味では聴きやすくポピュラリティーが身についたとも言えますが、逆に言えばグループ本来がもっていたアングラ的で怪しい魅力は完全に払拭されてしまいました。これはKarl Jenkinsがグループ内のイニシアティヴを完全に掌握したことの表れです。そういえば創始者の1人Mike Ratledgeは2曲に参加したのみで、しかも「お客さま扱い」ですね。

とはいえ、ギター好きにとってはエサーリッジのプレイは大変魅力的で、特に「The Tale of Taliesin」から「Ban-Ban Caliban」への見事なメドレーとエサーリッジが生みだす溜め息が出るような速射砲的なソロはいつ聴いてもゾクゾクとしてきます。70年代のジャズロックの名盤といえば、やっぱり欠かすことができない作品です。

●Musicians
Roy Babbington / bass
John Etheridge / guitar
John Marshall / drums
Alan Wakeman / soprano & tenor sax
Karl Jenkins / piano,string,mini-moog synthesizers

●Numbers
1. Aubade
2. The Tale of Taliesin
3. Ban-Ban Caliban
4. Song of Aeolus
5. Out of Season
6. Second Bundle
7. Kayoo
8. The Camden Tandem
9. Nexus
10. One over the Eight
11. Etka

何だか悔しいので高かったアナログ盤をアップします。
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