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2010年2月24日 (水)

プロデューサーは内田裕也!Jeff Beckの1975年来日ライブ

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Musician●Jeff Beck(guitar)
Title●World Rock Festival At Sapporo & Nagoya featuring Bernard Purdie(1975年)
■購入先不明

内田裕也といえば、60年代から70年代にかけて「タイガース」の発掘やバンド「フラワー・トラヴェリン・バンド」を手がけるなど、海外のロックを日本に取り入れながら日本のロックを確立するべく多方面に活躍していました。いまでも毎年大晦日に「年越しライブ」を開催するなど、いまだに「ロッケンロール」な存在です。

そんな内田裕也が「日本でも海外に負けない規模のロックコンサートを!」と手がけたのが、1975年の「World Rock Festival」。当時の記録がないの詳細は不明ですが、どうやら数カ所で開催されたようです。このイベントの目玉的存在だったのが、「Blow By Blow」をリリースしてスーパーギタリストの名声を欲しいままにしていたJeff Beckです。このライブ盤(ブートレグ)は札幌と名古屋の音源を収録したもの。レノン&マッカートニーの「She's A Woman」が始まる前に、内田裕也みずから「Jeff Beck!!」と紹介的な雄叫びを聴くことができます。

まあ、ブートレグということで録音状態はもちろん、音質も劣悪を極めますが、資料的には大変貴重なので取り上げてみました。たぶん、どこを探しても入手は困難なのではないでしょうか。

ところで、内田裕也と言えばトラブルメーカーであることは周知の事実ですが、最近では銀座の場外馬券売場でスリ被害に遭ったりしてました。大麻所有で暴行事件も起こしましたね。でも、一番の極めつけは「ウドー音楽事務所に日本刀を持って乱入事件」でしょう。確かその理由が「ウドーは海外のタレントばかり日本に呼んで国内のミュージシャンの活躍を妨害しているから」という趣旨だったと思います。でも、そんな本人がこのようにJeff Beckを呼んでいるわけで、矛盾もいいところです(一応、海外のミュージシャンも日本のミュージシャンも同じ扱いという趣旨ですが、Jeff Beckが観客動員での最大の決め手になったことは事実です)。でも、そんな言行不一致も意に介さないあたりが、「ロッケンロール的な生き方」「シェケナベイビー的行動論」なのでしょう。

●Musicians
Jeff Beck / guitar
Max Middleton / keyboards
Wilbur Bascomb / bass
Bernard Purdie / drums

●Numbers
Sapporo 1975/08/03
1.She's A Woman
2.Free Way Jam
3.Definitely Maybe
4.Air Blower
5.Superstition
6.Cause We've Ended As Lovers
7.You Know What I Mean

Nagoya 1975/08/05
8.Constipated Duck
9.She's A Woman
10.Air Blower
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