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2010年1月15日 (金)

奇天烈系フリージャズギター、Marc Ducretのライブ第2弾!

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Musician●Marc Ducret(guitar)
Title●Live♯2(2006年)
■ディスクユニオンで購入

Marc Ducretのライブ盤、連投です。2004年にこっそり発売されて、瞬時に売り切れになってしまった自主制作盤「Live」の第2弾です。こちらもおそらく自主制作盤で、第1弾 と同様にディスクユニオンが国内独占で販売していました。さすがユニオン!

今回は[1][2]が2005年6月のポーランドライブ、[3]が2004年のフランスライブを収録したものです。メンバーは第1弾と同様にMarc Ducret(guitar)、Bruno Chevillon(ブルーノ・シュヴィョン、bass)、Eric Echampard(エリック・エシャンパール、drums)というシンプルなトリオ構成。

第1弾で十分すぎるほど衝撃を受けてしまったので、この第2弾は意外にも素直に受け入れてしまいましたが、変幻自在で予測不能な展開、凶暴を極めるMarc Ducretの咆哮、Eric Echampardが叩き出すタイトなリズムなどが混然一体となって襲いかかってきます。フリー系好きな方はもちろん、楽器をたしなむ方もぜひ!(もちろん、聴く人間を選ぶアルバムであることは確かですが)

さて、第1弾ではMarc Ducret手作りのコラージュがあしらわれたジャケットですが、今回は厚紙のような紙とCDが無造作にセットされているだけ。もちろんブックレットやライナーの類など皆無です。クレジットもありません。ついでに言えば「Live」もそうでしたが、CDの裏表の区別がつきづらく、蛍光灯に照らしてやっと判別できるという感じ。また、厚紙バージョンの代わりにメタル版がついているバージョンもあるそうですが、私はお金をケチって厚紙バージョンを購入しました。自主制作盤ということで、極端に予算を削ったのだと思いますが、余計なものを極力省くという意味では、エコ仕様とも言えます。

リアルなメディアとしてのCDは即、完売してしまいましたが、「Live」と同様にMarc Ducretのレーベルサイト「screwgunrecords」で購入(MP3)できます。

●Musicians
Marc Ducret / guitar
Bruno Chevillon / bass
Eric Echampard / drums

●Numbers
1. L'Ampleur Des Degats      
2. Le Menteur      
3. Tarot
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フリージャズギター」カテゴリの記事

コメント

この盤のMP3は欲しいですね~

Marc DucretはWolfgang Muthpielとともに初期から追っかけていますが…
Muthpielが尖った路線から、聞きやすい路線に舵を取ったのに対して、Ducretは聞きやすい「柱の理論」「Kodo」以降はアヴァンギャルド~フリー路線まっしぐらという感じで、対照的なのが興味深いです。

私的にはスキンヘッドになった以降のDucret関連の作品では、Traces of Traneや、L Ombra Di VerdiやLiberte Surveilleeを愛聴しております。

PS 昨日と本日はうれしくて沢山書き込みをしてしまいましたが、明日以降は少々つつしみ控えたいと思います。
何卒、今後とも宜しくお願い致しますm(_ _)m

betta taroさま

Marc Ducretも時々無性に聴きたくなりますね。おっしゃるとおり、お坊さんになってからの快進撃は凄まじいです。

このライブは偶然見つけたのですが、まさにラッキーでした。「Traces of Trane」がお好みとは渋い!「L Ombra Di Verdi」も凄いと思います。

>明日以降は少々つつしみ控えたいと思います

いえいえ、遠慮は不要です!どうぞご遠慮なく。今後ともよろしくお願いします。

>「Traces of Trane」がお好みとは渋い!
 →私のレスペクトしている奇天烈音楽士様から、この様なオコトバがいただけるとは、感激のあまり落涙しそうですm(_ _)m

>いえいえ、遠慮は不要です!どうぞご遠慮なく。今後ともよろしくお願いします。
 →優しいお言葉ありがとうございます。他の方の迷惑にならない範囲で書き込ませていただきたいと思います。

連続の書き込みですいませんm(_ _)m

「Traces of Trane」はビッグバンドという演奏上の制約が多い中で、Ducretが高みを目指して奮闘する、孤高とも言える?境地がたまらなく好きです。

ちなみに、Marc Ducretのスキンヘッド後のBig Satan等での破天荒ぶりは本当にめざましいものがありますね。(正直Big Satanのサウンドは私の耳ではついていけませんが…)

この路線が好きな方は更にRaoul Bjorkenheimや、Gregg Bendian等に触手をのばされているのではないかと思います。
私も前者だとScorch Trio名義のLuggumt等、後者は Interstellar Space Revisited 等の盤を聴いています。

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