知られざる名ギタリストBruce Bartlett
Musician●Bruce Bartlett(guitar)
Title●Instant Gratification(2000年)
■Tower Record USAより購入
「ミュージシャンズ・ミュージシャン」と絶賛されるミュージシャンは当たり前ですがそんなに多くはありません。ネットを徘徊していると「尊敬するギタリスト」「俺のギターの先生」などとしばしば登場するのが、今回ご紹介するBruce Bartlett(ブルース・バートレット)です。おそらくアメリカの東海岸で活躍していると思われ、またあの有名なバークリー音楽院でギター講師を務めているようです。なるほど、だから「先生」なのですね。
この作品は2000年3月に行われたライブを収めたもの、という情報しかわからないのですが、ブルースを基調としながらもジャス的な要素をブレンドしたソロは天下一品。中低音の音色が抜群で、妙な色気が漂います。では、なぜ「奇天烈なのか」と問われると困るのですが、マイナーなミュージシャンに日の目を当てるのも、このブログの役割ということで。
ところでクレジットを見るとベース奏者が3人もいますが、録音日や曲によって交代しているはず。基本はギター、ベース、ドラムのトリオ構成です。当たり前の話ですが構成人数が少なければ少ないほど、そのミュージシャンの実力が問われます。「ジミ・ヘンドリックス・エクスペリアンス」「クリーム」「BBA(ベック、ボガート&アピス)」「ジョニー、ルイス&チャー」など、ロック界の歴史を築いたバンドはトリオが多いのです。もちろん「キングストン・トリオ」はこの法則には 該当しないと思われます。
●Musicians
Bruce Bartlett /g
Marty Richards / dr
Marty Ballou / electric and acoustic bass
Dave Zinno / acoustic bass
Oscar Stagnaro / electric bass
●Numbers
1、Instant Gratification
2、Get Out of Dodge
3、Long But Not Forgotten
4、More Lines
5、Slim
6、Three of 12
7、Downtown
8、Slick
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