Brett Garsedが全曲に参加「Mojo」
Musician●Mojo
Title●Tapestry(2002年)
■Gemm.comより購入
オーストラリア出身の超絶ギタリスト、Brett Garsedとあのジンジャー・ベイカーの息子、Kofi Baker(ドラム)とRicc Fierabracciというベーシストが組んだMojoプロジェクトによる作品です。2001年に録音され、2002年にリリースされていますが、レコーディング・ディレクターはBrett Garsedと組んで何枚かの作品を残しているあの「両手タップの怪人」T.J.Helmerichが担当しています。「Tapestry」とはつづれ織りという意味だそうです。
一応、3人の共作という形をとっているものの、やはりBrett Garsedの超絶技巧が印象的で、中指とピックを使うという独特の変則奏法から生み出されるレガートフレーズは、流麗かつたとえようもない変態性にあふれています。楽曲そのものは意外にもキャッチーで親しみやすいものが並びますが、底辺に流れる変態フレーズはやはりプログレッシヴ・フュージョンの旗手の呼び名に恥じない不思議な世界を現出しています。Brett Garsedのファンは文句なしに聴くべきでしょう。
●Musicians
Kofi Baker / drums
Brett Garsed / guitar
Ricc Fierabracci / bass
●Numbers
1. Circle
2. Tally Ho!!!
3. Jacob's Ladder
4. Polly Put The Kettle On
5. Mojo
6. Tapestry
7. Jam Donuts
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