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2009年12月25日 (金)

日本を代表するプログレバンド「美狂乱」、記念すべきデビュー作

Dscf1310






Musician●美狂乱
Title●美狂乱(1982年)
■ディスクユニオンで購入

たまには日本のプログレのご紹介も。静岡出身のプログレバンド「美狂乱」の記念すべき第1作です。

「美狂乱」はこの作品でメジャーデビューを果たすまでは地元静岡で「まどろみ」というバン名でキングクリムゾンのコピーバンドをやっていたことは有名ですが(「まどろみ時代の唯一の音源は「ライヴVol.4」で聴くことができます)、コピーバンドとして腕を磨きながらまさに満を持して送り出したのが、この作品です。メンバーは須磨邦雄(ギター、ヴォーカル)、長沢正昭(ドラム)に、「まどろみ」時代のベース、吉永信二が脱退して新たに白鳥正英が加入しています。

クリムゾンのコピーバンドをやっていただけに、ここで聴かれる世界は確かによく似ています。特に須磨邦雄のギターは本家フリップ卿のプレイとほとんど同じといっても過言ではないでしょう。ただ惜しいのが楽曲そのものはどうしても「本家」を意識してしまうあまり、どれも中途半端な出来であるという点。須磨氏のヴォーカルの弱さも気になります。聴けば、レコーディング自体はリハーサルを含めてわずか10日間という強行軍であったということ。いささか消化不良でフラストレーションを感じさせるのは残念ですが、彼らの高い音楽性は随所で聴くことができます。ここで得られた彼らの貴重な経験は、次作「パララックス」で見事に昇華することになるのです。ただ、このまるで家内制手工業のような味わいも個人的には大好きです。

そもそも日本では「隠花植物的な扱い」に甘んじているプログレですが、日本人のプログレとなるとなおさらです。「四人囃子」とならんでそんな苦境(?)を乗り越えてきた彼らのデビュー作に注目していただきたいと思います。


●Musicians
須磨邦雄 / guitar,vocal
白鳥正英 / bass
長沢正昭 / drums
GUEST
中西俊博 / violin
中島優貴 / keyboard

●Numbers
1.二重人格
2.シンシア
3.狂パートII
4.ひとりごと
5.警告
Dscf1311

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