イタリア出身のホールズワースフォロワーNico Stufanoの1st
Musician●Nico Stufano(guitar)
Title●Trace Of Jazz(1991年)
■Jazzos.comより購入
今回3度目の登場になるイタリア出身のホールズワースフォロワー、Nico Stufano(ニコ・スタッファノ)の1st「Trace Of Jazz」です。なぜ、このギタリストに気がついたかというと、ご多分に漏れずネット情報からで「とにかくクリソツ」という触れ込みから購入にいたりました。おお、確かにそっくりというかクリソツというか、まるで生き写しではないですか。トーンとしてはホールズワースの「IOU」の頃に近く、ギターの音色としては本家をややマイルドにした感じ。楽曲は本家よりも、退屈しないですむという感じでしょうか。しかしながら、本家直伝の「ウネウネフレーズ」は随所で聴くことができます。また、キーボード奏者がいるのでギターにかかる負担(?)は若干緩和されているのかもしれませんね。
Nico Stufanoは2002年に「Waiting for..」というセカンドを出していますが、こちらは本作品よりさらにマイルドにしたような感じです。お勧めという意味では、本作品のほうが面白味があります。
そんなわけで日本ではまったく無名であるNico Stufanoですが、当然のようにCD現物を入手するのは困難を極めます。以前まではイタリアのジャズ専門サイト「jazzos.com」でのみ入手可能でしたが、最近になって各ダウンロードサイトでも見かけるようになりました。ちなみにiTunesでもDL可能です。
●Musicians
Nico Stufano / guitar
Mimmo Campanale / drums
Paolo Romano / bass
Gino Palmisano / keyboards
●Numbers
1、Trace Of Jazz
2、Kiss Me Stupid !!
3、Il Piccolo Klaus
4、Sguardi E Contrasti
5、La Rabbia Esaudita
6、Penelope
7、Rough Distance Vrs.2
8、Voices
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