アナログ盤で「Nico Stufano」を聴いてみた!
Musician●JAZZERIE(Nico Stufano-guitar)
Title●Future Memories(1990年)
■Jazzos.comより購入
前回、イタリア出身のホールズワース・フォロワー、Nico Stufano(ニコ・スタッファノ)のソロアルバムを紹介しましたが、ソロデビュー以前ももちろん活動をしています。今回紹介するのは「Jazzerie」というカルテットによる「Future Memories」という作品。1990年にイタリア地場のSplasc(h) recordsというところからリリースされています。
ドラムのMimmo Campanaleさんの名前は聞いたことがありますが、他の人は勉強不足で存じ上げません。申しわけありません。イタリアンジャズというジャンルがあるかどうかは定かではありませんが、サウンド的には洒落た感じのストレートアヘッドなジャズ。Nico Stufanoも割と抑えめにプレイしていますが、時折、ウネウネアームでホールズワース・フォロワーとしての存在感を示しています。
まあ、Nico Stufanoが参加しているという理由で入手した作品ですが、彼がいなければ買わなかったかも。ちょこっと洒落気味の喫茶店というよりカフェのBGMとしてはいいかもしれません。邪魔にはならないけど、「おやっ」と聞き耳を立てるというほどではないという意味です。往年のジャズ喫茶であるまいし、カフェであまり刺激的な音楽はかかりませんしね。
ちなみにアナログ盤はSonyのステレオレコードプレーヤー『PS-LX300USB』 でデジタル変換して、iPodへ転送しています。アナログ特有の中低音部の豊かさは懐かしい感じです。それでも音は「それなり」です。値段から判断していただければと思います。多くを望んではいけません。
●Musicians
Robert Ottaviano / Soprano sax
Nico Stufano / guitar
Maurizio Quintavalle / bass
Mimmo Campanale / drums
●Numbers
1. Much Ado About Nothing
2. Giza
3. Girasoli
4. The Dust
5. Effetti Personali
6. Rough Distance
7. Clarence
8. Future Memories
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