2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のトラックバック

« John ColtraneのLive in Japan | トップページ | Garsed & Helmerichの1st! »

2009年12月14日 (月)

オーストリア出身のホールズワースフォロワーAlex Machacek

082






Musician●Alex Machacek(guitar)
Title●Featuring Ourselves(1999年)
■Abstract Logixより購入

オーストリアにも「ホールズワースフォロワー」がいました。この近年、進境著しいAlex Machacek(アレックス・マクヘイサク)です。 Machacekのファミリーネームは「マカチェク」「マクヘイツァク」とも呼ばれていますが、いかんせんマイナーな存在だけに正確な発音はいまだにわかりません。申しわけありません。年齢的には1972年生まれということでホールズワースフォロワー第2世代ということになるでしょうか。

音としては期待通りにホールズワース+ヘンダーソンという感じですが、どなたかの見解として元祖変態ギタリスト、フランク・ザッパ的な要素がブレンドされてさらに煮しめたようなイメージといったら伝わるでしょうか。いや、よくわかりませんね。まず、1曲目の「Gnade」は懐かしやBrufordをさらに複雑怪奇にした楽曲。ブタの鳴き声から始まるくすぐりも絶妙。タイトなリズムに乗って暴れまくるマクヘイサクの変幻自在なプレイが光ります。2曲目の「Liebe, Jaz und Ubermut」はホールズワースフォロワーの真骨頂たるナンバー。流麗なレガート奏法に身を任せて聴いていると軽く桃源郷に導かれるような素敵なナンバーです。

というわけで、どこをとってもホールズワース好きにとっては堪らない魅力が満載のマクヘイサク。その後、テリー・ボジオとの共演など、結構その筋では王道を歩んでいるように思えます。年齢的にもこれからの成長力に期待です。ところで例によって自主製作的に作られたこのアルバムは全世界的に品薄という状態です。Abstract Logixが所属レーベルということもあっていまでも入手可能(CD-Rですが)。すぐ聴きたい方はダウンロード販売もあります。また、動くマクヘイサクを観たい方はテリー・ボジオとの共演ライブDVD「Out Trio」がお勧めです。


●Musicians
Alex Machacek / guitar
Tibor Koevesdi / bass,keyboard
Flip Philipp / mallets,per
Harri Ganglberger / drums
guests:
Fritz Kircher / violin on#2
Gerswind Olthoff / viola on#2
Arne Kircher / cello on#2
Toni Muhlhofer / per on#03
Stefan Maass / per on#10

●Numbers
1.Gnade
2.Liebe, Jaz Und Ubermut
3.Zapzarapp
4.Jazzquiz - Hard Version
5.Donna Lee - Easy Viennese Teenage Version
6.Intro 2 7
7.Allandig
8.Banderriss
9.Art-Subvention 97
10.... In The Sky
083

 

« John ColtraneのLive in Japan | トップページ | Garsed & Helmerichの1st! »

フュージョンギター」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: オーストリア出身のホールズワースフォロワーAlex Machacek:

« John ColtraneのLive in Japan | トップページ | Garsed & Helmerichの1st! »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

いろいろ検索

  • Tower Records検索
  • HMV検索
    HMV検索
    検索する
  • iTunes検索
無料ブログはココログ