お久しぶりのブログ更新
大変ご無沙汰しております。
およそ2年間放置していた拙ブログですが、久しぶりに覗いてみたらココログの仕様が変わっているし、そもそもログインにも相当戸惑いました。
なぜに2年間も放置していたかと言いますと、家庭や仕事環境の大きな変化とか、自身の肉体的な経年劣化とか、まぁいろいろあって、語りだすとキリがありません。
しかし、放置の理由として最も大きいと思うのが、ブログという表現手段、発信媒体はこれからどうなるのか?と考えているうちに、ブログ更新へのモチベーションが著しく低下してしまったのが一番ではないでしょうか。
ここ数年間、さまざまなSNSが誕生し、SNS相互でも食い合いをして発展したり、淘汰されたりと。SNS全体の流れとして、より簡潔でよりアクティヴでインタラクティブな表現手段が好まれる傾向が強くなってきているように感じます。そんな状況の中で、「誰でも始められる簡易型ホームページ」として需要を伸ばしてきたブログが今後どのような運命を辿るのか。そんなことはうちの小5の甥っ子でも簡単にわかることです。
ブログはすでに絶滅危惧種であり、SNSでもかつては一世を風靡したFB、Twitterもオジサン、オバサンの暇つぶしの道具に。こうした音楽を扱う個人ブログは、記事が正確であることはもちろん、一定以上の資料性や希少性が必要だと思いますし、そのためにはそれなりの時間が必要です。
もちろんCDを購入し、聴いて、ネット上のクレジット情報をコピペして「良かったですー♪」でお茶を濁すこともできます。しかし、ほとんどの音楽系個人ブログの管理人は、私を含めて性格的にそれを良しとしない人が多いようです。
そんなわけで長い間、放置してきたブログですが、ではこれから更新していくかというと、それは微妙です。
いままでのように、知られざるミュージシャンを紹介します、こんな珍しい盤を入手したので紹介します的な拙ブログの切り口は、正直言ってそれなりのエネルギーが必要です。そのエネルギーの放出先がこのブログでいいのかと言えば、それは懐疑的です。
更新を怠っている期間、実はさまざまなジャズライブに足繁く顔を出していて、多くのミュージシャンと知己を得ることができました。素晴らしいライブ体験はもちろん、多くのミュージシャンの人間性に触れられたことは、個人的に大きな財産ですし、これからも深めていきたいところです。
ならば、そうしたライブ体験をブログで表現するという考えもありますが、自分にとってそれらはまだリアルで生生しく、自分の中で消化しきれていません。ようやくブログに落とし込めるタイミングになったとして、情報の鮮度は確実に落ちていますし、その時点でブログが社会的に生存しているかどうかも不明です。
ならば、ライブレポートを即日SNSにアップした方が、ミュージシャンに対して何らかの恩返しになる可能性が高くなりますし、回り回って自分にとってもプラスに働くはずです。しかし、ブログという表現手段、発信媒体にはそうしたアクティブで能動的な要素がほとんど感じられないのですよ。
何だかブログに対するネガティブなことばかり書きまくる更新で、恐縮です。
次回更新がいつになるかは自分でもわかりませんが、取り急ぎ生存報告も兼ねまして(笑)
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