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2012年5月26日 (土)

Scott HendersonとMarc Guillermontが参加したコンピ物「Usonic Evolution」

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Musician●Various Musicians
Title●Usonic Evolution(2010年)
■Amazon USAより購入


テクニカル系ギタリストの第一線を集めて作られたコンピアルバム「Usonic Evolution」です。2010年に「G4DZ」というレーベルからリリースされています。ギタリストのみ抽出しますと、Scott Henderson、Marc Guillermont、Scott Firthということになりますが、どうやらScott Firthが中心のユニットにScott HendersonとMarc Guillermontがゲスト参加という形を取っているようです。全11曲中、冒頭1曲目にHendersonが、Guillermontが2曲にゲスト参加し、残りの曲はScott Firthを中心としたユニットによるプレイです。なんだか羊頭狗肉の感がありありです。

となるとScott HendersonとMarc Guillermont目当ての人間にとっては、残りは「おまけ」になってしまうことは否めません。Scott Firthユニットも決して悪い感じではないのですが、いかんせんゲスト2人が相手では分が悪すぎます。全体としてはWeather Report風の軽快なフュージョンサウンドでなかなか聴かせます。

●Musicians
Miles Bould / percussions
Scott Firth / bass,vocal,keyboards
Scott Henderson / guitar on Kinsey Report
Scott kinsey / keyboards on Kinsey Report,Touch,calm,
Marc Guillermont / guitar,keyboards on Bala,Quest

●Numbers
1.  Kinsey Report
2.  Bala
3.  The Intention
4.  Who Feel Sit
5.  Touch
6.  Calm
7.  Evolution
8.  Showa
9.  Quest
10. Legacy
11. Ava

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2012年5月25日 (金)

カナダ出身の変態系ジャズロックグループ「Spaced Out」の「Eponymus 2」

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Musician●Spaced Out
Title●Eponymus 2(2001年)
■Amazon USAより購入


カナダ出身のジャズロックユニット「Spaced Out」による2001年リリース音源です。グループとしてはおそらく2枚目にあたると思われます。ケベック州出身ということでメンバー全員がフランス風の名前になっています。例によってバンド自体のプロフィールも不明ですが、デビュー当時から一貫して「変態系ジャズロック路線」をひた走る彼ら。変拍子に次ぐ変拍子、複雑すぎる構成、陰鬱すぎる楽曲…とこの手のバンドとしての3拍子がしっかりと揃っています。とても万人が安心しながら耳を傾けられるバンドではないことは自信をもって断言できます。

特筆すべきはギター奏者Louis Coteの「Holdsworthyぶり」なのですが、よくよく聴き直してみるとAllan HoldsworthというよりもScott McGillに近いような感じです。つまりヴォイシングやレガートで勝負するというよりも変態フレーズと不規則コードで勝負するタイプ。音が籠もりがちという点も共通しますね。作品全体に漂う救いようのない陰鬱さも、McGillを思い起こすからなのかもしれません。いわばマニア受けする存在ですが、超テクニカル系として捉えれば意外にスムーズに入っていけるのでは?

●Musicians
Antoine Fafard / bass,keyboards
Martin Maheux / drums
Louis Cote / guitar
Eric St-Jean / keyboards

Guests:
Mathieu Bouchard / guitar
Michel Deslauriers / voice,guitar
Jason Martin / voice
Jean-Pierre Dodel / guitar
Ronald Stewart / sax

●Numbers
1.  Sever The Seven 
2.  The Lost Train 
3.  Infinite Ammo 
4.  For The Trees Too 
5.  Trophallaxie 
6.  Sever The Seven Revisited 
7.  The Alarm 
8.  Glassosphere Part 2 
9.  Jamosphere

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2012年5月20日 (日)

Tony Williamsによる懐かしのライブ・アンダー・ザ・スカイ音源

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Musician●Tony Willimas(drums)
Title●The Battle Night(1978年)
■ディスクユニオンで購入


まだ日本の景気が良かった頃、野外コンサートが数多く開催されていました。多くはビールや清涼飲料水メーカーが冠スポンサーになっていたような記憶があるのですが、「はい、貴方たち素敵な音楽を聴いて喉が渇いたら弊社のドリンクを飲んでくださいね」的な非常にわかりやすいプロモーション活動だったのです。長い不景気が続いている現状では、なかなか実現性も低いのが残念といえば残念です。

いまはなき「田園コロシアム」で毎夏開催されていた「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」は主にジャズ畑のミュージシャンが参加していた有名な野外コンサートの一つ。かなりの大物ミュージシャンが毎年のように来日していたのですが、なかでもハービー・ハンコックなどは常連といっても良かったでしょう。もっともハンコックの来日目的は、信奉する某宗教団体が開催する世界的祭典に出席するのがメインで、演奏活動はそのついでだという説がまことしやかに囁かれていましたが、真相は定かではありません。とは言え、この「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」はFMラジオで放送されていて、私はハンコックとサンタナのジョイントライブを聴いた記憶があります。

このライブ音源は1978年7月の「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」のもの。地下音源なので残念ながら入手は困難を極めますが、参加メンバーが非常に興味深いので取り上げてみます。「Tony Williams All Stars」というユニット名から一目瞭然、Tony Williamsが参加しているのですが、共演メンバーが先日惜しくも世を去ってしまったRonnie Montrose(guitar)、Brian Auger(keyboards)、Mario Cipollina(bass)。そしてBilly Cobhamが後半になって特別ゲストとして参加しています。どうしてTony WilliamsとRonnie Montroseという組み合わせなのかよく理解できないのですが、もしかしたら日本でのライブならOKといことだったのかもしれません。名作「Believe It!」収録曲#1「Red Alert」や#3「Wild Life」をRonnie Montroseが弾くというだけでも面白いというか興味深いところです。ラストのWilliamsとBilly Cobhamの壮絶な「叩き合い」は迫力満点です。

惜しむらくは#1「Red Alert」で音飛びが数回あること。これは元音源に起因するのかは定かではありませんが、地下音源だけに仕方がないといえば仕方がありません。どうやら同音源が別タイトルで出回っているようですね。

●Musicians
Tony Williams / drums
Ronnie Montrose / guitar
Brian Auger / keyboards
Mario Cipollina / bass
Billy Cobham / drums on #7

●Numbers
1.  Red Alert
2.  Rocy Road
3.  Wild Life
4.  There Comes A Time
5.  Dragon Song
6.  Heads Up
7.  Drum Solo~Capricorn

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